HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2021-12)
新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告の報告基準に、接種~28日以内の心筋炎と心膜炎が追加されました(厚生労働省)「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」および同Q&A改訂を小児科学会が示しております。ご参考にどうぞ。
≪役立つ情報をご案内します≫
〇コラム「ワクチンと免疫の仕組み - 新型コロナワクチン3回目はなぜ必要?」を国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センターの高橋宜聖先生にご執筆いただきました。
○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。追加接種(3回目接種)他、改訂されたものを掲載しています。
○職域追加接種に関する情報を掲載しています。
≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
厚労省HP「新型コロナワクチンについて」
2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)
2020年は、1月3日までに100例の報告があり、患者の約7割は男性でした。2021年は、11月21日までに11例の報告があります。
<風疹 発生動向調査 2021年第46週(’21/11/24現在)>
厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行っております。
対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、無料で抗体検査及び原則無料で定期接種を受けられるようになります。クーポン券は市区町村から順次送付しております。まだクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。
なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
風しんはなぜ怖いの?クーポン券とは?どうやって使うの?など、わかりやすく動画にて説明しております。ぜひ皆様の視聴および周りの方への視聴のお勧めをお願いいたします。
<動画はこちら>(YouTubeへリンク)
<風しんの追加的対策特設ページ>
■□啓発資料□■
<ポスター(A2サイズ)> <リーフレット(A4サイズ)>
<ポスター・リーフレットの画像を加工・編集してのご使用は固くお断りします>
<クーポン券の使用可否のお知らせポスター>
<名刺サイズの案内用紙> <クーポン券の使用上の注意>
今回の追加的対策の円滑な実施にむけて、引き続き検討を進めてまいります。
<風しんについて>
■□リーフレット□■
<体調不良の時はムリしないで>
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
<職場は風しん予防対策をしていますか>
■□政府広報オンライン□■
昭和37年度~53年度生まれの男性の皆さんへ 風しんの予防接種にご協力下さい。
【政府インターネットテレビ】(動画)
<昭和37~53年度生まれの男性の方へ 赤ちゃんを守る“風しん対策”>
<ピックアップ!~赤ちゃんを守る! ~男性も風しん対策を>
厚生労働省では、2030年までの「風しん排除」の達成を目指して、海外に渡航する人、40歳代前半から59歳までの風しんに対する免疫の不十分な人、妊婦と接する機会が多い人などに対して風しんの予防に関する啓発を行っております。
ついては、2022年2月4日(金)「風しんの日」にイベントを開催する予定ですが、本イベントを含めた風しんの普及啓発活動にボランティアとしてご協力いただける企業、団体、自治体等を募集いたします。
本普及啓発の内容についてご関心がある場合には、こちらのメールアドレスにお問い合わせください。お問い合わせ先:kansenshomail@mhlw.go.jp
~イベント実施内容案~
【実施目的】
著名人の訴求力を活用したイベントを通じ、「風しん」に関する普及啓発を図る
・風疹に関する理解促進
・先天性風疹症候群(CRS)に関する理解促進
・抗体検査・ワクチン接種の促進
→1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性(過去に公的な予防接種が行われていない層)への訴求
20代~30代女性(CRSにとくに注意すべき層)への訴求
【実施体制】
主催:風疹ゼロ”プロジェクト実行委員会[日本産婦人科医会、国立感染症研究所等]
共催:厚生労働省
HPVワクチンの積極的勧奨が再開されました(厚生労働省)
HPVワクチン積極的勧奨について(厚生労働省)局長通知
ヒトパピローマウイルス( HPV )ワクチン接種の積極的な勧奨再開後の留意点を小児科学会が示しております。ご参考にどうぞ
下記リンクの11月10日をご覧ください。<リンク>
新しい情報が更新されていきますので、ご参照ください。
COVID-19に関する情報(国立感染症研究所)
12月3日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は1,727,560例、死亡者は18,363名となりました。また、入院治療等を要する者は1,088名、退院又は療養解除となった者は1,708,345名となりました。
全国の新規感染者数は、引き続き低い水準が続いていますが再び感染を拡大させないためにも基本的な感染予防対策を怠らないことが大切です。引き続き感染対策の継続をお願いします。<参考リンク>
学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルの改訂(文部科学省)
2021/11/22に、文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」改訂版ver.7が出されたようですので、情報共有いたします。
<参考リンク1> <参考リンク2> <参考リンク3>
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は横ばいであったが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い <IDWR 感染症発生動向調査週報>
2021年第47週(11月22日~11月28日)のデータを公表しました。全国の定点医療機関当たり報告数は0.01(報告数:27件)です。
< インフルエンザに関する報道発表資料 >
< 令和3年度 今冬のインフルエンザ総合対策について >
< 令和3年度 インフルエンザQ&A >
特集はインフルエンザ2020/21シーズンです。関連情報として、2020/21シーズンインフルエンザ流行状況、ILIサーベイランスによる流行状況の把握,2020~2021年三重県、2020/21シーズンにおける山形県のインフルエンザ集団発生などを取り上げています。
< IASR(病原微生物検出情報 月報)2021年11月号 >
コンゴ民主共和国の北キブ州のベニで新たなエボラ出血熱(EVD)の確定例1例が発生したと、2021年10月8日に同国保健省及び2021年10月10日に世界保健機関(WHO)より発表されました。
症例は3歳児で、10月初旬にEVDと一致する症状を呈し、10月6日に死亡しました。10月8日に、死後の咽頭スワブ検体のPCR検査でエボラウイルス陽性となりました。
本症例の前に、3名の近隣住民(子供2人とその父親)が9月14日、19日、29日にEVDと一致する症状を発症して死亡していました。
9月30日、WHOは、上記3名の死亡の報告を受け、調査チームを現地に派遣し、疫学調査を開始しました。11月28日時点で、確定例8名(うち死亡者6名)、疑い例3例(うち死亡者3名)が報告されていますが、10月30日に最後の確定例が報告されて以来、新たな患者の発生はありません。WHOは引き続き他機関と協働し、検査、疫学調査、予防接種体制の強化、及び地域での予防啓発活動を支援しています。
北キブ州では過去に2度のEVDのアウトブレイクが報告されています。なお、これまでに日本におけるEVDの輸入症例は報告されていません。
より詳しい情報は下記、WHOアウトブレイク発生情報、WHOアフリカ地域事務局の週報等をご覧ください。厚生労働省は本疾患に対して引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。
・WHO Disease Outbreak News (DONs): エボラウイルス病(コンゴ民主共和国)(2021/10/10)
・WHOアフリカ地域事務局 Democratic Republic of the Congo starts Ebola vaccination (2021/10/13)
・WHOアフリカ地域事務局 Weekly Bulletin on Outbreaks and Other Emergencies Week48: 22-28 November 2021 (2021/11/28)
・IFRC: Operation Update Report DRC: Ebola Virus Disease Outbreak Report ° 1, DREF Operation n° MDRCD034 (2021/11/26)
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048‐601-2200 FAX:048‐601-2201
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予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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