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埼玉県予防接種センターだより (No 2021-08)

◎予防接種情報◎

◆ 新型コロナワクチンについて

ファイザー製のワクチンに加えて、モデルナ製のワクチンも12歳以上から接種可能になりました。

新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材が厚生労働省から公開されています。子供向けのパンフレットも含まれています。<リンク>

総接種回数は8400万回を超えました。自治体の方々、医療関係者、職域接種の関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。
引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

≪役立つ情報をご案内します≫

○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。<リンク>

○海外渡航者用の接種証明書(いわゆる「ワクチンパスポート」)の発行が始まりました。<リンク>

○接種後の発熱や「モデルナアーム」への対処法など、副反応に関するQ&Aはこちら。<リンク>


≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
厚労省HP「新型コロナワクチンについて

◆ アストラゼネカ社製の新型コロナワクチン

2021年8月2日付けで、アストラゼネカ社製のワクチンが臨時接種として実施可能となりました(厚生労働省)。

販売名 バキスゼブリアⓇ筋注

◎ 必要な場合を除き、本ワクチンは原則として 40 歳以上の人を対象に使用してください。

◎ ただし、他の新型コロナワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがあり接種ができない等、特にアストラゼネカ社のワ クチンの接種を希望する場合は、例外的に 18 歳以上 40 歳未満でも接種可能です。

◎ 海外で、稀ではあるものの、血小板減少症を伴う血栓症、毛細血管漏出症候群、ギラン・バレー症候群などの脱髄疾 患が起きることが報告されています。接種に当たっては、リスクとベネフィットをご理解いただき、納得した上で接種してく ださい。

接種回数・間隔 2回(通常、4~12 週間の間隔)

アストラゼネカ社製新型コロナワクチンの接種不適当者

1.明らかに発熱している人(※1)
2.重い急性疾患にかかっている人
3.本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(※2)の既往歴のある人
4.SARS-CoV-2 ワクチン接種後に血小板減少症を伴う静脈もしくは動脈の血栓症を起こしたことがある人
5.毛細血管漏出症候群の既往歴のある人
6.上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人

※ 4.と5.が加わっていますのでご確認ください。

◆ 日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール

改訂されました。(リンク

◆ 予防接種基礎講座(8月21日、22日)が実施されます

予防接種が安全かつ有効に実施されるために必要となる、医療安全・患者安全等に関する最新の情報と確かな基本的技術を学びます。

予防接種の実施・教育に関わる医療職(医師・看護師・助産師・保健師・薬剤師・養護教諭等)の方は、是非、お申し込み下さい。

※参加費無料です
※席に限りがあります
※新型コロナウイルス感染症の流行により、参加が困難な場合があることを踏まえ、後日、本研修会の動画配信を行う予定です

ご案内URL>     

以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。

行政・法律の問い合わせ先
☆~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
  埼玉県保健医療部疾病対策課
  感染症・新型インフルエンザ対策担当
  TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809

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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
 埼玉県予防接種センター長  川野 豊(予防接種医療相談)
 TEL:048‐601-2200  FAX:048‐601-2201

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