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埼玉県予防接種センターだより (No 2017-01)

◎予防接種情報◎

第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催しました(2016年12月26日)

12月26日に第23回予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。

今回は、HPVワクチンについて、平成28年8月末までの副反応疑い報告を基に審議が行われ、これまでの報告において当該ワクチンの安全性について新たなシグナルの検出はなく、従前通りの評価とされました。

また、研究班(厚生労働科学研究 研究代表者:祖父江友孝・大阪大学教授)から、全国疫学調査において「HPVワクチン接種歴のない者においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の『多様な症状』を呈する者が一定数存在した」との報告があり、引き続き、当該調査の解析が行われることとなりました。

<第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000147015.html

◎感染症情報◎ 〜 国内の感染症発生状況 〜

全国の定点医療機関当たり報告数は10.58~インフルエンザの発生状況を公表しました(2017年1月13日)

2017年第1週(1月2日~1月8日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は10.58となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenk…

IDWR 2016年第50週(第50号)(2017年1月6日)

感染性胃腸炎の定点医療機関当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。

また、インフルエンザ、咽頭結膜熱、伝染性紅斑、感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点医療機関当たり報告数は増加しました。

その他、流行性耳下腺炎の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html

 

以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
 埼玉県保健医療部疾病対策課
 感染症・新型インフルエンザ対策担当
 TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2 埼玉県立小児医療センター内
 埼玉県予防接種センター長  川野 豊(予防接種医療相談)
 TEL:048‐601-2615  FAX:048‐601-2253
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