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A型肝炎

ワクチン博士

A型肝炎ウイルスの感染でおこります

A型肝炎ウイルスは便から排出され、このA型肝炎ウイルスで汚染された食べ物を食べることに感染します。

料理人の手から食べ物についたり、自然にA型肝炎ウイルスが集まったカキ(牡蠣)を生で食べたりして、うつることもあります。

症状は、約1か月くらいの潜伏期間の後に、熱が出たり、黄疸(おうだん)が出て発症します。

多くは数週間くらいの入院で後遺症もなく治まります。気がつかない程度に軽いこともありますが、 細胆管性肝炎(さいたんかんせいかんえん)といって、治るのに半年くらいかかる場合もあります。また、劇症肝炎になると、死亡する確率が高まります。

この病気を予防するワクチン
ワクチン博士

A型肝炎ワクチン(不活化・任意)

2~4週間隔で2回、その後24週間経ってからもう1回の合計3回接種します。

日本では16歳以上で接種可能。

米国では生後1歳からの定期接種(義務接種)です。

日本では15歳以下での接種が認可されていませんが、子どもでも安全性は高いとされ、海外渡航などで必要性の高い方は15歳以下でも、 「渡航用ワクチン接種」を行っている病院などでご相談してみてください。

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