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ご挨拶 〜 彩の国 予防接種推進協議会

Wellcome to saitama-vpc! 

彩の国予防接種推進協議会へようこそ!

予防接種・ワクチンに携わる医師、看護師、助産師、保健師、医療事務、その他医療関係者の皆様へ


彩の国予防接種推進協議会とは読んで字の通り、埼玉県の予防接種、ワクチン接種を推進していき、「ワクチンで予防できる病気はワクチンを接種して予防しよう!」という立場で活動をしております。そしてその「活動の一部」でもあるのがこのホームページ(Webサイト)であります。

ホームページの役割は2つあると考えております。1つは「アウトプット」、もう1つは「インプット」としての役割を考えております。

アウトプットの役割としては「予防接種の情報、ワクチンの知識」等をどんどんインターネットを通して配信していきたいと考えております。このサイトを予防接種とワクチンの「情報の場」の1つとしてご活用いただければ本望です。

またインプット部分として「お問い合わせ」窓口をご用意いたしました。具体的に知りたい事、疑問に思っている事などをホームページの「お問い合わせ」フォームより遠慮なくお尋ねください。

不定期ではございますが、彩の国 予防接種推進協議会の役員会議の際に「お問い合わせ」内容を次第としてご提案させていただきます。具体的な回答のお約束はできませんが、出来る限りメールやホームページにコンテンツ化などとして、レスポンスをしていきたいと考えております。

今からできる「こどもの命を護る」手段

思えば、人類にとって最も命を脅かされたのは感染症です。それを克服しようとしてワクチンが開発されました。ワクチンという言葉の語源にもなった種痘で人類は天然痘を撲滅することができました。いくつかの感染症は天然痘のように撲滅までは至っていませんが、それに近いくらい抑え込むことができています。

数ある感染症の中で、ワクチンで予防できる病気の数は必ずしも多くはありませんが、世界の多くの国では、ワクチンの開発でその幅が少しずつ広がりつつあります。ところが長いこと、日本ではその導入がままならず、私どもは、切歯扼腕の思いで世界の動向をみていました。幸いこの数年、新しいワクチンの導入が始まりました。ポリオ様麻痺の発生が問題であった生ポリオも不活化ワクチンへの移行も決まり、世界の水準に追い付こうとしています。

しかし、急速に予防接種の内容が変わろうとしているためもあって、若干の混乱を招いているような気もいたします。今の時代では笑い話になりましょうが、江戸時代の末期、種痘を導入するときに「種痘をすると牛になる」と本気で怯えた人が少なくなかったことが伝えられています。情報が正しく伝えられないと受け入れが難しいことは今も同じでしょう。

ワクチンについての効果や有効性、有用性や安全性についての知識、効果的な接種スケジュールなどを接種する側である、行政機関の要員、ヘルスケアーに関わるスタッフと情報を共有し、埼玉の県民がより積極的に、効果的に恩恵をうけられるようにとこの会を立ち上げ、今、賛同者が集まり、活動をはじめました。

どうか、その意図をここから読み取って頂ければ幸いです。

 

                            2012年9月吉日

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